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「立春を迎えて」
歳を追うごとに、過ぎゆく日々の早さを痛感するとはよく耳にしますが、それにしても今年はあっという 間に1月が終わり、はや立春を迎えました。 何とも驚きと焦りを隠し切れません。日々、創作活動での充実感に満たされれば満たされるほど、これからも こういった想いを深めることとなるでしょう。 まったく、三十代半ばにして人生とは瞬く間の夢であろうか、と思わず物思いに耽こんでしまいそうです。 率爾ながら、最近「何にハマッっていますか」と尋ねられれば、迷わず「我が家」とお答えしています。 すなわち「新居」で過ごす時間がなんとも愛おしく感じている 今日この頃のボクなのであります。プライベート・ レコーディング・スタジオでのひとときは、スタッフとの音楽制作や一人での作曲活動に没頭したり、 気の向くまま指の動くままにピアノを奏でたり、大型プロジェクターと5.1ドルビー・サラウンド・システムに よる映画鑑賞に熱中したりと飽きることがありません。さらには、最近自宅内に「お絵かき部屋」を新設し、 20年振りの絵筆を手に、ニュー・オリジナル・アルバムのジャケット用に油絵を描き始めました。 15歳以来、20年振りに眺める真っ白いキャンパスは、まさに時を忘れさせてくれるほどの新鮮さを、 新居生活に吹き込んでくれます。そして寝る前のひとときには、寝室にあるコンピューターで、 数年前から着手しているSF恋愛小説「落ちる日」を日記代わりに書き下ろしています。ベッドサイドのテレビでは、 ケーブル・テレビでオン・エアしている 「ディスカバリー・チャンネル」を瞼が閉じる瞬間まで楽しんでいます。 つい先日には「シャーク(鮫)とクロコダイル(鰐)」というプログラムを観た後に興奮したまま寝たら、 夢の中でも、何故か自宅敷地内にある巨大なプールで、 鮫と鰐を相手に格闘していました。(実際、ボクの家 には小さな浴槽しかありません。) 結構、ボクは単細胞な人間なのかも知れません。ともかく、プライベート・ レコーディング・スタジオでのひととき、お絵かき部屋でのひととき、コンピューター前でのひととき、 ディスカバリー・チャンネルでのひととき、と何をやっても時間が足りない新居での生活は、自分が寂しがり屋だということも忘れさせてくれるほどのハマリ具合です。はてさて、 皆さんは今、何にハマっていらっしゃいますか?
the first day of spring 2001
このところ連日連夜のレコーディング&作曲。さすがにちょいとバテ気味の太郎先生からでした。
Feburary, 2001 岩代太郎
© 2007 Taro Iwashiro